本会は、若年者の資格取得を積極的に支援するため、指導者及び若年技能者用の設備施工共通の配管基本実技作業のテキスト及び解説用DVDを製作配布した。
 平成二十四年度職業訓練教材コンクールで厚生労働大臣賞(特選)を受賞した「設備施工系共通配管基本実技作業シート(指導者用・生徒用)」を作成者の阿部弘之氏、和知直哉氏に加えて吉田陽子氏に再編集いただ
き、基本テキストとして作成した。
 さらに、この作業シートをより分かりやすく活用いただくため、作業手順に沿って単位作業毎にポイントをまとめた解説用DVDも作成した。本DVDは本会会員、高等学校設備科、関係団体、賛助会員等へ配布した。
 このシートは技能検定二級資格の取得のために活用していただくことを目的し、合格レベル程度の内容を想定した基本的な作業の手順を紹介し、「解説用DVD」と本シートを併せて活用する事で、技術の基礎や応用力、
判断力といった技能者としての必要な人材育成を行う事ができ、技能向上のための効果的な実技指導等を行う事ができるものと考えている。
 実技シートは講習会テキストとして活用するため、全管連会員専用ホームページに掲載し印刷可能としており、幅広い活用をめざす。
 なお、本シートとDVDの概要は全管連ジャーナル二月号に掲載されている。

◎設備施工系共通「配管基本実技作業シートの主なポイント
・建築配管における基本知識・技能習得を目指す人を対象に作成。
・配管基本実技作業を単位作業ごとに分け、作業手順、要点(急所)を写真や図を多く用いてわかりやすく解説。

・(受講者編)課題ごとに『図面作成・材料積算・手順考察・まとめ』記述欄を設け、原則二回試行する課題のうち、一回目の結果を考察し、反省点を二回目の作業に活かす。

・(指導者編)指導のポイントや作業手順の一例を明記し、授業の補助教材として使用できるほか、新任指導員のOJT、設備系指導員の情報交換、専門研修のテキストとしても使用可能。
 また、一月二十五日、解説用DVDの撮影場所となった東京都立城東職業能力開発センター(東京都足立区)において記者発表会を行った。